2019.4.25.Thu
よく確認しよう!結婚式で使ってはいけない忌み言葉はこちら!
結婚式の準備・マナー
スピーチや謝辞・招待状など結婚式のシーンでは使ってはいけない「忌み言葉」があるのをご存知でしょうか。
忌み言葉は基本的に良くないものを連想させるような言葉が当てはまるのですが知らぬ間に使ってしまっているという場合も。
おめでたい結婚式に対して失礼のないようにしっかりと忌み言葉を確認しておきましょう。
1.忌み言葉(重ね言葉)
まずは忌み言葉の種類として「重ね言葉」があります。
その名の通り繰り返すような言葉を言うのですが、なぜ結婚式のシーンにおいて忌み言葉とされてしまうのでしょう。
それは「結婚を繰り返す」という再婚を連想させてしまうことから。
重ね言葉には会話の中で使いやすいものが多いので、うっかりスピーチなどで使用しないように気をつけましょう。
▼重ね言葉の例
・時々、重々、次々、日々、たまたま、しばしば、くれぐれも、わざわざ、ますます
また再婚を連想させる言葉として以下のものがあります。
・繰り返し、再度、再び
2.忌み言葉(不幸を連想)
続いて忌み言葉に当てはまるもので「不幸を連想させるもの」があります。
「人の不幸や物事が終わる」といった連想をさせる言葉は結婚式シーンでは忌み言葉になりNG。
▼不幸を連想させる忌み言葉の例
・忙しい、痛い、落ちる、衰える、終わる、欠ける、悲しむ、枯れる、冷める、去る、倒れる、絶える、崩れる、負ける、滅びる、病む、とんでもない
忙しいは「心」が「亡くなる」といった漢字の構成がネガティブに感じてしまうために忌み言葉となっています。
日常でもあまり使うことのない言葉ばかりですので、気を付けていればおめでたい結婚式のシーンで使ってしまうなんてことはないでしょう。
3.忌み言葉(別れを連想)
「別れを連想させる言葉」も同じく忌み言葉として扱われます。
別れというのは「新郎新婦の離婚」のことを示すので必ず使用はしないように。
▼別れを連想させる忌み言葉の例
・切れる、断る、裂ける、捨てる、逃げる、離れる、ほどける、別れる、帰る、終わる
先ほどの不幸を連想するものと被るものがちらほらありますね。
こちらの忌み言葉は直接的に新郎新婦に対して失礼になりますので要注意。
4.忌み言葉の言い換え
招待状やスピーチの文面を見直して忌み言葉が入っていた場合、何か他の言葉で表現できないか。
意外と言葉が出てこなくて困ることがよくあるので言い換え表現についてよく知っておくと便利です。
▼言い換え例
・お忙しい・・・ご多用
・終える・・・・お開き、ゴールを迎える
・帰る・・・・・帰省する、中座する
・くれぐれも・・十分に、よく、どうぞ
・最後に・・・・結びに
・しばしば・・・いつも
・流れる・・・・経つ、経過する
・たまたま・・・偶然
他にもありますがよく使われる表現が以上のものになります。
スピーチや招待状に迷った際は是非とも参考にしてみてくださいね。
5.招待状では注意!?「句読点のルール」
忌み言葉にも気をつけなければなりませんが、招待状のシーンでは「句読点」についても注意が必要です。
ついつい長い文章になるのを避けて区切ってしまいがちですが実はNG。
「お祝い事には終止符を打ってはいけない」という意味合いから「、」や「。」は使わないのがベター
どうしても空けたい場合はスペースを使って間隔を開けましょう。
また、段落を変える時に文頭を空けるのもあまり良しとされません。
つい使ってしまいがちな句読点ですがスペースを活用して上手にまとめましょう。
本番前にもう一度確認しよう!
いかがでしたでしょうか。
結婚式は新郎新婦をお祝いするためのおめでたい日です。
招待状の返事やスピーチを任されている場合はこの「忌み言葉」そして「句読点」などに気を付けましょう。
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