2019.5.16.Thu
赤口の意味とは!?結婚式などの日としてはどうなの!?
結婚式の準備・マナー
六曜の一つである赤日(しゃっこう/しゃっく)の意味を皆さんはご存知でしょうか。
お日柄を示す六曜の中でも大安や仏滅の意味はなんとなく耳にしますが赤口の意味はあまりイメージしにくいと思います。
「赤口は縁起的には大丈夫!?結婚式などの日にはどうなの!?」
今回はそんな赤口の意味や結婚式の日として選んでも大丈夫なのかなどについてご紹介していきます。
目次
1.赤口(しゃっこう/しゃっく)とはどのような意味なのか。
昔の中国が発祥の「六曜」はもともと時間ごとに吉凶を占うものとして使われていました。
カレンダーでもよく見る六曜の「先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口」
中でも大安や仏滅はよく耳にしますが「赤口」にはどのような意味があるのでしょうか。
・赤口は基本的に何をするにもやめたほうがいい日
赤口は縁起が良いか悪いかで言うと答えは「悪い」になります。
それも考え方としては「何をするにもやめたほうがいい日」、実はかなりの凶日でした。
しかし先ほど六曜は中国で「時間ごとに」吉凶を占うものとして使われていたとご紹介いたしました。
つまり六曜は「時間によっては吉」という考え方をされており、もちろん赤口にも吉の時間帯があるのですが。
その時間帯が午前11時から午後1時の間の2時間
この由来には日本の陰陽道が関係しております。
「都の西門の番神であった赤舌神は、派遣した鬼神に西門を守らせていました。
その中でも暴れん坊であった羅刹神(らせつしん)が午前11時~午後1時の間の時間は休んでいて平穏であった」というところからきています。
2.赤口の意味が分かったところで、結婚式の日にはどうなの?
さて六曜の中でもかなりの時間帯が凶日となってしまう赤口。
意味や午前11時から午後1時までの2時間だけは吉となることが分かったところで結婚式の日としてはどうなのでしょうか。
結論から言うと「しない方が良い」です。
午前11時から午後1時は吉であるとは言えその2時間の間で結婚式を挙げるのはあまり現実的ではありませんよね。
うっかり1時を超えてしまったら縁起が悪くなってしまいますので、そのリスクを考えれば赤口には結婚式を挙げないのが無難です。
しかし最近では「六曜をあまり気にしない」という方が増えてきていますが、そのような方にとっては予約が取れやすいなどのメリットがあります。
ご家族がどのくらい縁起事についての意識があるのかなども改めて確認してみてからが良いかもしれませんね。
3.結婚式以外にもやめたほうが良いこと。
結婚式はもちろんのことそれ以外にも「これは赤口の日にしない方がよい」というものをご紹介。
・入籍
・お見舞い
・引越し
・お祝い事
六曜はカレンダーにも記載があり日本では「縁起が良いかどうか」などを気にする方が多くいます。
赤口は吉の時間帯があるとは言え基本的に縁起はよろしくありません。
あまり気にしないという方であれば問題はありませんが、縁起的に入籍やお見舞い・納車なども赤口の日にはしない方が安全でしょう。
4.逆に赤口の日にしてもいいことってあるの!?
さて、赤口の日に避けた方が良いことをご紹介いたしましたが逆に「しても大丈夫なこと」ってあるのでしょうか?
・お宮参り
お宮参りは六曜とはあまり関係がないとされています。
「赤ちゃんや新婦さんの体調と晴れの日かどうか」を考慮して日程を選ぶと良いです。
・葬式やお通夜
こちらは葬式やお通夜は赤口の日に行ってもあまり問題はありません。
しかしこれら葬式やお通夜は六曜の中でも「友引」の日を避けた方が良いということを覚えておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
最近では六曜を気にしない方が増えてきてはいますがやはり大事な結婚式、縁起は良い方が気持ちも晴れやかに式を挙げられます。
今回は赤口の意味に触れましたが、他の六曜についても知っておくと安心ですね♩
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