2019.2.28.Thu
結婚式を急に欠席する場合には注意が必要!連絡方法やお詫びなど確認しておこう!
結婚式の準備・マナー
「知り合いの結婚式にお呼ばれしていて、急に行けなくなってしまった!」
という場合、すぐ挙式会場に連絡して、欠席を新郎新婦に伝えてもらうようにしてください。
どうしても行けなくなったこと・申し訳なく思っていること・後日改めて連絡すること、この3点を伝えれば大丈夫です。
新郎新婦は準備に忙しく、対応できない場合がありますので、会場に連絡するようにしましょう!
3点伝えればいいといってもそれだけでは不安ですよね・・・
そこで今回は、結婚式への欠席の伝え方やお詫びのしかたやご祝儀の扱いについてパターンごとにご紹介します。
目次
1.結婚式の招待状に返信するまで
結婚式にお呼ばれするということは、新郎新婦が「この人には来てほしい!」と考えて誘ってくれている訳なので簡単にお断りして良い、というものではありません。
ただそれでも、欠席を伝えるタイミングは、基本的に早ければ早いほど良いでしょう。
というのも後になればなるほど「あなたが参加する前提で」式が作られていてしまうから。
もし結婚式への参加を打診されたり、招待状が届いたタイミングで参加できないことが分かっている場合その段階できちんと参加できないことを伝えることが大切。
招待状が届いている場合もちろん招待状での返信も必要ですが、それ以上にきちんと電話や直接会うなどして参加できないことをお詫びしましょう。
・招待状に返信するまでの時期の、ご祝儀の考え方について
この時期に欠席を伝える場合、ご祝儀としては5,000~10,000円程度の品物、もしくは金額を包めば良いのではないでしょうか。
ご祝儀に対する考え方は難しいところではありますが、やはり結婚式に呼んでくれているのに何もお祝いしない……というのも、不作法だと捉えられかねません。
また、もしあなたが既婚で、自分の結婚の際にその方からお祝いを頂いていた、ということであればその品物や金額と同額程度の品物または金額を包むと良いでしょう。
2.結婚式の招待状に「出席」と返信した後(挙式当日までに時間の余裕がある場合)
招待状に「出席」と返信した後で、参加できなくなった場合は、一度は参加するつもりでいたということでしょうから、事情が少し異なってきます。
基本的には、返信する前と同じなのですが電話もしくは口頭で参加できなくなったことをお詫びすると良いでしょう。
・この時期のご祝儀の考え方について
いちどは参加の意思を表明している訳ですから、参加していた場合渡していたご祝儀の額の半額相当の品物や金額を贈ると良いでしょう。
大まかに参加していた場合に渡す祝儀の半額は、当日の挙式費用だと考えましょう。
当日の費用が発生しない訳ですから、それ以外の半額を渡すという考え方ですね。
・理由の伝え方について
欠席を伝える際に考えなければならないのが、欠席の理由の伝え方です。
どのタイミングについても言えることですが、理由を正直に伝えれば良いというものでもありません。
特に、身内の不幸があった場合などを指して「不祝儀(ぶしゅうぎ)」と言いますが、不祝儀はおめでたい結婚と対極にあるものです。
そのことをそのまま伝えるのは、余り良いこととされない場合もあります。
不祝儀の場合はいちどは理由を伏せておいて、また後日お互いが落ち着いてから伝えると良いかも知れません。
また、体調を崩した場合や外せない仕事が入った場合などは正直に伝えた方が良いとされています。
ただ、人によってこれらの理由をもって欠席することを良しとするかどうかはわかりません。
新郎新婦の性格を考えて、場合によっては、「どうしても外せない用事が」などとぼやかしておいて、また後日「実はあの時なんだけど……」と理由を伝えるのが良いかもしれません。
3.直前に欠席を伝える場合
直前になって出席できなくなった場合、急いで連絡を取るようにしましょう。
おそらく、お互いに慌ただしい状況であることが想定できますから、まずは謝意を伝えまた後日改めてお祝いする旨を伝えるようにしましょう。
理由については、きちんと説明している余裕がないかもしれません、
いずれにせよ、後日改めて、お祝いを渡すともに理由を説明すると良いでしょう。
・直前になって欠席した場合の、祝儀の考え方について
直前だということは、あなたの料理が用意されて席が用意されて...といった具合に、あなたが参加する前提で式が組まれている場合がほとんどです。
そこから1人分をキャンセルするとなるとキャンセル料がかかったり、欠席する人の分まで費用が発生したりします。
直前で欠席することになった場合、参加していたら渡していたであろう金額全額分に相当する、品物やお金を包むようにしましょう。
・いつからが「直前」か?
当日になって欠席しなければならなくなった! という場合はもちろんなのですが、いつからが「直前」なのか、ということは悩みどころです。
上でもご紹介した通り、直前とは「あなたが参加する前提で式が組まれて、キャンセルできない場合」だと考えて問題はないでしょう。
ではいつからが、キャンセルできないのでしょうか。
これは式場によって、またプログラムの内容によって異なるので何とも言えませんが、10日前だとほぼキャンセル料が発生する、と考えてよさそうです。
その他にも、例えばムービーを使用する場合、再編集で費用が発生するかもしれません。
それらを考えると、できれば半月、もう少し余裕を見れば1か月程度が、「直前」の境目となりそうです。
・当日キャンセルの場合
本記事の冒頭でも触れましたが、当日になって参加できなくなった! という場合、本人に直接連絡するのではなく、式場に連絡するようにしましょう。
もちろん、本人にも改めてお詫びするべきなのは、言うまでもありません。
お互い落ち着いた段階で、なるべく早く連絡を取り、改めてお詫びするとともに、お祝いを伝えると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
せっかくお呼ばれしているのに、欠席を伝えることは心苦しいこととも思います。
ただ、だからと言って先延ばしにすると、新郎新婦側も、予定を変更しなければなりません。
どうしても参加できなくなった場合、なるべく早い段階で、連絡するようにしてみてくださいね
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