2019.8.4.Sun
会場選びや値引き交渉まで!?結婚式を安くするノウハウを伝授します!〜前編〜
結婚式の準備・マナー
※この記事は前編・後編となります。
一生に一度の大事なイベントである結婚式ですが、その費用に驚かれる方も多いのではないでしょうか。
結婚式に披露宴、その他オプションなど……と重なっていくと、300万、400万円になることも珍しくありません。
先に結婚した友人や先輩の話を聞いてびっくりしたり。
最初にもらった見積もりではあんなに安かったのに、いつの間にか……なんてのも、よく聞く話です。
もちろん、結婚式を安くしようとしすぎて、せっかくのイベントが台無し……なんてことになってはなりませんが、
一方で、結婚の前後は結婚式以外にも、色々とお金が必要になってくるものです。
新しい生活の準備や転居、新婚旅行など……。
そう考えると、無理のない範囲で、金額を抑えておきたいものですよね。
そこで今回は、結婚式の費用を安く抑えるコツ・ポイントについてご紹介していきます。
1.会場の費用について
結婚式を挙げるにあたってまず始めるのは会場選びからではないでしょうか。
実は、会場や結婚式を挙げる時期、また結婚式のプランの内容によって、結婚式全体の金額が大きく変わってきます。
では、会場選びで費用を抑えるコツとはどんなものなのでしょう?
・安い式場を探す
人々のライフスタイルが多様化している昨今、結婚式の挙げ方や、そもそも結婚式を挙げるかどうかといったことについても、考え方は多様になってきています。
そんなに大がかりな結婚式でなくて、ごくごく身内だけの結婚式が良いのだけれど……。
といった方もいらっしゃるでしょう。
そこで、自分たちがどんな結婚式にしたいのか、ということを良く相談したうえで、その条件にあう式場を探すようにしましょう。
そうすることで、必要以上の出費を避けることが出来ます。
ただし、安い式場ということは、その分内容も簡素になってきます。
安さを求めすぎて、「思っていた結婚式と違う!」ということにならないようにしましょう。
・お得なプランを探す
式場によって、実施しているかどうかや、実施頻度は様々ですが、各式場とも、次期によってお得なプランやフェアを実施していることがほとんどです。
また、ブライダルフェアなどに参加することで、特典としてお得なプランが適用される、というパターンもあります。
気になる式場があるのであれば、結婚情報誌やポータルサイトで確認したり、その式場のオフィシャルサイトを確認するなどして、限定プランやフェアなどを行っていないか、確認してみましょう。
・時期の選び方
結婚式場は、次期によって価格が大きく変わってきます。
基本的に、人気のある時期、日程ほど、金額が高くなると言えるでしょう。
裏を返せば、予約の集中しない時期、日程を選ぶことで、金額を安く抑えられます。
では、どんな時期が人気なのでしょうか?
それは、春・秋の気候の良い時期です。
また、日程としては、週末・祝日、「大安」の日が好まれる傾向にあります。
逆に、その辺りを気にしなければ、費用を安く抑えられると言えるでしょう。
・時期としては1、2月、もしくは7、8月をねらってみる
・日程は平日、もしくは「大安」の日いがいをねらってみる
「大安」は「六曜」という考え方にもとづく暦ですが、実は「大安」以外にも、「先勝」や「友引」も縁起の良い日とされています。
特に結婚式はおめでたい行事なので、「友引」の日も適していると言えるでしょう。
値段が安くなるにはそれなりの理由があるものですが、それらの理由が気にならない! ということであれば、積極的に活用してみてくださいね。
2.意外とアリ!?値引き交渉
ここまでは「費用を抑えた式場を探すコツをご紹介してきましたが、その他にも費用を抑える方法はあります。
それはズバリ、値引き交渉をすること。
「結婚式でそんなのアリ!?」と思われるかもしれませんが、これが意外とアリなのです。
というのには、2つの理由があります。
ひとつは、結婚式場といえど、契約を取ってお金を稼がなければならないからです。
ブライダル業界は一見華やかに見えるかもしれませんが、実は他の式場との競争が激しい業界でもあります。
例えば、あなたがどこかの式場に行くと、「他の式場をどこかご検討されていますか?」と聞かれることもあるでしょう。
実はこれ、他の式場から、結婚式の予算などを見極めているのです。
式場はどこも、自分のところと比較される式場を把握しているものなのです。
そこで、比較相手から、その式場が提案できるプランを提案したり……といった具合に、参考にしています。
これを逆手に取れば、「ちょっとした値引きで自分のところと契約してもらえるかもしれない……」と式場の方が考えるのも自然なことではないでしょうか。
では、一体どんな場合に値引き交渉は有効なのでしょうか?
・基本的には契約前
値引き交渉をするなら、契約前にするのが基本です。
何故なら、契約が決まってしまえば、その式場で結婚式を挙げることが前提となるため、式場側が値引き交渉を断りやすくなるからです。
逆に、他の式場と比較して検討している、契約前こそがチャンスです。
値引き交渉を直接するのはちょっと……ということであれば、それとなく金額がネックであることを伝えてみると良いでしょう。
・月末・期末がねらい目
営業の仕事をされている方であればよく分かると思うのですが、営業という仕事はとにかく月末・期末には仕事を取りたいものです。
業績が比較的好調であれば、目の前の仕事に飛びつく、なんてこともありませんが、業績が苦しいとき、ギリギリで目標が達成出来ていないときなどは、とにかく仕事が欲しいもの。
それは式場の方にも言えることです。
最初の、見学の段階であれば時期を気にする必要もありませんが、いよいよ契約するかどうか大詰め、というときには、ぜひ月末・期末をねらって訪れてみてください。
・瑕疵(かし)があったとき
本コラムでは何度も触れていますが、結婚式というのは、一生に一度の大事なイベントです。
そんなイベントが、ちょっとした手違いで嫌な思い出になってしまった……なんてこと、考えたくもないですよね。
嫌な思い出、とまでいかなくても、ちょっとした手違いですっきりしない、なんてことはあり得る話かもしれません。
例えば、司会の進行が上手くいかなかった、ゲストの名前が間違っていた、など……。
そういうときには、式場のスタッフに言ってみるのも手かもしれません!
ミスがあった分だけ、値引きしてもらえるかもしれないからです。
これは契約後、もっと言えば式後の話ですが、なぜ値引きに繋がるのでしょう?
それは、式場というのはどこも、評判を気にするからです。
クレームにきちんと対処しなかったばかりに、口コミやポータルサイトで良くないウワサを流された、というのが一番こわいのです。
逆に言えば、それは式場のプロ意識がなせること。
「一生に一度のイベントを、幸せな思い出にしてほしい!」というのは、どこの式場も同じはずです。
だからこそ、納得がいかないことがあったときには、ぜひスタッフに伝えてみてください。
まとめ
いかがでしょうか。
予算を気にするあまり、納得のいかない結婚式になってしまったり、却って疲れてしまったり、となってしまっては意味がありませんが、一方で、やはり予算はなるべく抑えたいのが本音だと思います。
当然といえば当然ですが、式場選びの段階から、予算とのたたかいは始まっています。
ぜひ、悔いのない結婚式になるよう、記事を参考にしてみてくださいね。
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